夜のたまねぎ
夜のたまねぎはライトアップされて、とても幻想的です。ロシア人の芸術的センスに脱帽です。
たまねぎ城は赤の広場に面しており、周りにはクレムリンやグム百貨店などあります。右側の城壁(&塔)がクレムリンで、この写真は外側から撮ったものになりますが、その中にはいくつかの寺院があり、元老院と呼ばれる大統領府、武器庫やダイヤモンド庫といった博物館などが入っています。
ちなみに、こちらの方も同じロケーションで撮っています。やはり映えますね。まさお、元気かな?
最終日にわずかな時間でモスクワ郊外にあるヴェルニサージュ市場に行ったのですが、こんな可愛いお土産を買うことができました。職人のおばさんが「私の手作りよ」といって勧めてくれました。この市場は職人自ら販売していることもあるようです。ミニたまねぎは今でも家の食卓に飾っています。
るるぶロシア モスクワ・サンクトペテルブルク(2017年版) (るるぶ情報版(海外))
- 作者:JTBパブリッシング
- 発売日: 2016/09/16
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旅の予習動画
旅は出発前に計画を建てるのが楽しい。
行ってしまえばあっという間。
行くまではまだかまだかとドキドキワクワク。
いろんな資料に当たってみるのも楽しいものです。配信動画はイメージ作りにとても役立つことを発見しました。
特に印象に残った二つ。
美人ロシア人のアシヤ先生が分かりやすく教えてくれます。ロシア語だけでなく、現地の文化についても多く配信されています。流暢な日本語に癒されます。
②hulu / DVD 東野岡村の旅猿14 ロシアモスクワで観光の旅
お馴染みの芸人がほぼプライベート感覚でただただ観光を楽しむ動画ですが、お土産の「世界一可愛いタンブラー」など参考にさせてもらいました。電車で向かいのおじさんに怒られるのはリアル。
ご参考までに。
東野・岡村の旅猿14 プライベートでごめんなさい… ロシア・モスクワで観光の旅 ワクワク編 プレミアム完全版 [DVD]
- 発売日: 2019/11/13
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なぜロシアか
ロシアに興味を持ったのは、ある映画の影響があります。
アレクサンドル・ソクーロフというロシア人監督が作った「エルミタージュ幻想」という芸術映画です。
舞台はエルミタージュ美術館、ワンカット長回しという実験的な試みによって撮影されました。エルミタージュは世界三大美術館として名高いですが、そこに迷いこんだ主人公が夢と現実の曖昧な中で館の中で繰り広げられるロシアの歴史に触れていくといったものです。
正直に言いますと、数年前に映画館で見た時には途中で眠りの世界に誘われる時間がありました。ゆったりとした長回しの中で、ナレーター役の亡霊がささやくのですから眠るのにはうってつけです。
しかし、まさに夢か現実か、寝たり起きたりしながら見た映像の中に出てきた、帝政時代のロシア人貴族の華やかな服装、エルミタージュ自体の圧倒的な存在感がストーリーにも増して印象に残り、また見たくなる不思議な映画体験となったのでした。(ストーリーを追わずに、美を楽しみつつまったり過ごすのにオススメです)。
数年経ってもその印象は強く残っており、エルミタージュに一度行ってみたいと思ったのが今回のきっかけにもなっています。エルミタージュには2日に渡って行きましたので、後ほどアップしたいと思います。
旅の準備 〜バウチャーという敷居
調べてみると、ロシアは個人旅行の敷居がなかなか高いことが分かりました。
まずビザが必要です。ツアーであれば旅行会社が代行してくれますが、個人だと大使館に直接行って発行してもらわなければなりません。地方在住の私にとってはなかなか手間がかかるため思案しておりましたが、ロシアビザセンターというところが個人旅行でもビザ取得代行をしてくれるということでお願いすることにしました。
ロシアを旅行するにあたって、ビザ取得のためにはバウチャーと呼ばれる旅程表を提出しなければならないそうです。つまり、予め宿や行く場所を決めておいて旅行するというのがロシア旅行の特徴です。このことは目を通した全てのガイドブックにも書いてありました。
しかし、ロシアビザセンター担当者に聞いたところ、バウチャー無しでもビザ取得が可能とのこと。本当かと思いつつ、依頼すると2週間後には難なくビザを手にすることができました。
オンラインで申し込んだ後、パスポートと写真を送るだけです。料金は15000円程掛かりましたが、大使館までの交通費や手間を考えると非常に助かりました。
実際、バウチャー無しでも特に問題なく旅をすることができました。
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